2018January-A letter of thanks

皆様(English below)

 

突然ですが私、23歳でタンザニアに行く前、26歳でバングラデシュに行く前には家族に遺書を書いていました。

今思うと滑稽というかビビり過ぎやろお前ってなるんですが、アフリカに行って死んだらもう会えないもんな-!と思って当時にしては珍しく真剣に書いていました。

去年私30歳になりまして。同世代の方は同感してもらえると思うのですが、この歳になると親世代は勿論、同世代でも亡くなる人がぽろぽろ出てくるもので、【死】というものが特別なものでは無いと感じるようになりました。

熊本地震バングラテロの時は【死】に対して猛烈にネガティブイメージがあったのですが、最近は「ああ、普通に皆死んでくんだな」とある程度受容できるようになったというか。自分が死ぬ時にこんな冷静に居られるかわかんないですが。

で、特に持病も無い僕が死ぬのはきっと事故の可能性が高くて、お世話になった皆さんに挨拶が出来る時間がある可能性はほぼ無いので、毎年新年に遺書(というか感謝状)を書いていこうと思い立ちました。僕がもし死んだら、ここを読んで酒のつまみにでもして下さい。

希死念慮とかはゼロなんで、あくまで突然死んだ場合です。Just in case

 

家族へ。

父さん、母さん、今まで育てて頂き有難うございました。二人に自由に育ててもらったお陰で、後悔もなく、とても楽しくて、有意義な人生でした。父さんのリベラルさや厳格さ、母さんの暖かさで今の僕が作られていると思います。本当に有難う。遺骨は実家の柿の木の下にでも埋めて下さい。毎年美味しい干し柿になって二人に恩返ししたいです。あんまり天国とか信じていないけれど、またどこかで会えたら良いね。運動を忘れずに、長生きして下さい。貯金あんまり無いけど、もし余ってたら甥と姪の学費に使って下さい。

姉ちゃん、一人で道を切り拓いてきた姉ちゃんのお陰で、広い世界を知ることが出来ました。生まれた時から可愛がってくれてありがとう。ゆみとまゆを宜しく。どうか幸せに生きて下さい。

兄ちゃん、最後までめっちゃ仲良くはなれなかったけど、兄ちゃんの感じていた辛さが今になって少し理解わかるようになりました。色々謝りたい事が多い。最近相談してくれるようになって有り難いです。身の回りに信頼出来る良い人を置いて、笑顔で生きて下さい。困ったら誰かに相談するんだよ。

 

姪と甥へ

ゆみ、君が生まれた時にこんこんは初めて誰かの為に死ねるな、と思いました。ゆみは気を使えるからストレスも溜まるかもしれないけど、自分の生きたい人生を歩んで下さい。あと、まゆをいじめずに、仲良くね。

まゆ、君が頭の中にある大きなアイディアを言葉に出来ずに悪戦苦闘しているのを見るのが、こんこん大好きでした。まゆの感性は凄く豊かなので、その感性を伸ばせる環境に自分を置いてください。ゆみと仲良くね。

陸、昔はすごくわんぱくだったけど、日々成長して行く君をみるのが楽しみです。君のお陰で素敵な仕事を見つけられました、ありがとう。人生で色々な困難があるかもしれないけど、君の個性を潰さず、認めてくれる人と一緒にいて下さい。

輝、こんなオジサンにすごい懐いてくれて有難う。輝はとても才能豊かだと思う。色々な世界を知って、後悔の無い人生、もしくは後悔も楽しめる人生を歩んでください。

英語の勉強はやめるなよ。ママにも優しくね。

さら、あんまり一緒にいてあげられなかったけど、さらちゃんの明るさをこのままなくさないように。こうしくんみたいに良いパートナーが見つかると良いね。わんぱくなお兄ちゃん達を宜しく。

成長すると、辛い事も悲しいことも増えるけど、楽しい事や嬉しい事も増えます。

皆が笑顔で成長してくれることオジサン願っています。

 

彼女へ

君と出会えて、人を好きになるということが初めて分かった気がします。一緒にいてくれて楽しかったし、充実していました。有難う。幸せにしてあげられず、ごめんなさい。僕の事は良い思い出として残して、誰か素敵な人を見つけてくれたら有り難いです。

 

地元の友人へ

マジでアホだった僕と仲良くしてくれて有難う。どこにいっても皆と笑い合えた日々が支えでした。特にたつみ、梅ちゃん、辰郎、林くんびっくりするくらい長い付き合いでしたね。君たちの頑張りが刺激だったし切磋琢磨出来てよかった。君たちの子どもに明るい未来が待っている事を願っています。夏祭りは、子どもたちの為に出来るだけ続けてくれ。ここに名前出せなかった人も同じくらい感謝してます。

 

大学の友人へ

自分の価値観を育む上で貴重な時間でした。遊んでくれて有難う。

りらへいつもNEWトピックを持ってくる君は大いなる刺激でした。幸せにな!子どもたちにも宜しく。

 

前世職の皆様

社会人としての基礎を学ばせて頂きました。直接はお返し出来ていないのですが、お二人の指導のお陰でバングラデシュに工場が建ち、関連産業含め数百人の雇用を生むことが出来たと思っています。有難うございました。

 

前職の皆様

本当に色々有りましたが、総括するとめちゃ楽しかったです。有難う。

特に今野さん、上田さんと働けた日々は学び多く、充実していました。お二人のお子さん達の明るい未来を祈っています。

 

現職の皆様

あまり細かく書くと引き継ぎみたいになるのですが笑、リタリコに入って、発達ナビをやれて本当に幸せです。僕みたいなよくわからない人間を採用して頂き、本当に有難うございました。最高の職場です。リタリコと皆様個人としてのキャリア、どちらも益々の活躍をお祈りします。

 

やばい、死んだわけでもないのに何故か書いてて泣きそうだ。

書ききれなかった皆様も、おかげさまですげえいい人生でした、楽しかったです。

悲しまないで、葬式にはこんな音楽でもかけて下さい。暗い!


DJ Krush - Candle Chant [A Tribute]

あと、カレーが好きなので、棺桶にはレトルトのカレーを入れて下さい。

 

Dear all my friends,

I decided to write a farewell note every new year as I noticed that deaths are always around me. It`s not about I wanna commit a suicide but about my preparation for death. 

I became 30 last year. Year after Year, people around me passed away. Some had a enough time to thank their family and friends, but some who got an unexpected accident did not have any time to leave a comment. 

I as a young healthy male, will probably die due to an unexpected accident. 

If so, I will definitely regret that I do not leave any message to the people I love.

So, above is the reason behind of this farewell note.

 

To friends in Ireland,

I never got a chance to go abroad before I went to Ireland, so It was very new and tough experience to me. I learnt many things from the stay. I want to give special thanks to Shane and John. You guys made my life bright in Dublin. Big up and wish you all the best.

 

To frinds in Bangladesh and Nepal

I, from my heart, appreciate all Runner people,  RTEV people, and Rahimafrooz people.

Thanks to you, we achieved a huge success in Business.

Special thanks to Hafizur, Corban, and Robin. It was great I worked with you and learnt many things from you. Wish your family the best.

I also have a big respect to Goenka family. Wish your family the brightest future.

 

To friends in all over the world,

One word. "Thanks"

I was very happy thanks to you guys! 

Goodbyes are not really goodbyes, but just the beginning of a better life.